Minecraft Thermal Expansion MODの遊び方
Minecraftを遊んでいるうちに、 Thermal Expansion MOD のおもしろさに目覚めたのでメモる。
遊び方というより、使い方といったほうが正しいかもしれない。 まぁ、 Patchouli を入れてればインゲームマニュアルが読めるので、それの日本語焼き直しみたいなところはある。
便宜上、Thermal Expansionと書いたけど、 扱うのはThermal Series全般(CultivasionとかDynamicsとか)。
MinecraftのVersionは1.19.2ね。 今日現在、Thermal Seriesの最新対応は1.19.2。
1. エネルギー生産ができる
工業系MODはエネルギーを必要とするものが多い。 エネルギーの種類はMODごとに別れているが、 Forgeの機能で互換性があることがほとんど。 なので、Thermalでエネルギー生産できると便利なことが多い。 当然、Thermalの機械を動かすのにも使える。
エネルギー生産ブロックはJEIで dynamo
で検索すれば出てくる。
↓が一覧。
dynamo | 燃料 | おすすめ |
---|---|---|
Stirling Dynamo | 燃焼系アイテム(木炭など) | ⭕ |
Compression Dynamo | OilやFuelなどのThermal Series特有の液体 | ⭕ |
Magmatic Dynamo | 溶岩(Lava) | |
Numistic Dynamo | Coin | |
Lapidary Dynamo | 宝石系(Lapis LazuliやPrismarine Crystalsなど) | |
Disenchantment Dynamo | エンチャントされたアイテム | |
Gourmand Dynamo | 食料アイテム |
1-1. 序盤のエネルギー生産
序盤はStirling Dynamoを使うことになる。 バニラの状態でも木炭なら序盤から揃えれるので、燃料も用意しやすい。
また、一括破壊MODを入れてたり、 Createで巨木をMechanical Sawで切り倒したりする場合でも木炭は揃えやすい。
Thermalの機械2, 3台ならStirling Dynamoが1台あれば賄える。
1-2. 中盤以降のエネルギー生産
中盤以降、Thermalで本格的にエネルギー生産しようとしたらCompression Dynamoがおすすめ。 ただし、セットアップが少し複雑。↓の通り。
- Arboreal ExtractorでResinを入手
- Fractionating StillでResinをTree Oilに変換
- Compression DynamoでTree Oilをエネルギーに変換
まず1番のResinだが、 これはArboreal Extractorを木の隣に置いておくだけで自動で入手できる。 ただし、成長した木に設置する必要がある↓。 左が成長した木で、右は原木をただ置いただけのもの。
右のほうは、Arboreal Extractorの前面が光ってないので、生産できていない。
Resinの生産スピードは木によって違うので注意↓。
Spruce(トウヒ)だけ生産効率が他の2倍あるので、まずはSpruceを見つけてこよう。
Resinの生産スピードはかなり遅いので、Arboreal Extractorを大量に設置する必要がある↓。
Fractionating Stillが1台につき、SpruceのArboreal Extractorが5台ってところかな❓ ここは各自で調整して欲しい。
あ、そうそう、Resinを搬出する際は、 Arboreal Extractorの底面のFluiductにServoをつけるのを忘れずに。
また、Fractionating Still側もConfigurationから搬入設定が必要↓。
中央が前面で、上下左右は天面、底面、左右面。右下が背面になってる。 今、Fractionating Stillの背面からResingを搬入したいので、右下のアイコンをクリックすれば良い。
あとは、Fractionating Stillにエネルギー供給して(これはStirling Dynamoを使うべきかな)、 Tree Oilを作る。 最後にCompression DynamoにTree Oilを搬入すればできあがり。
Compression Dynamoはなかなかの生産効率なので、機械が複数台稼動できる。 当然、Fractionating Stillにエネルギーを回しても良い。
また、複雑になるのであえて書かなかったが、Fractionating Stillからは、 Rosinという燃焼系アイテムも同時に入手できる↓。
これをStirling Dynamoに搬入すればエネルギー生産効率は更に加速する❗
1-3. 他のDynamo
Thermal単体で考えると、他のDynamoによるエネルギー生産はちょっと微妙。 資源が有限だったり、メンテンナンスフリーじゃなかったりする。
ただし、これはMODとの組み合わせ次第で化ける。 後述するが、Thermal Seriesは他の工業MODと組み合わせることで真価を発揮するMOD。
例えばCreate MODで無限溶岩源から溶岩を入手できるように成ったら、 Magmatic Dynamoは最有力候補になるだろう。
Industrial Foregoing MODなどの農業自動化MODと組み合わせれば、 Gourmand Dynamoあたりが有力候補になりうる。
2. エネルギー搬送と液体搬送ができる
エネルギーはFluxductで、 液体はFluiductで搬送ができる。 Fluiductは先述のResinやTree Oilの搬送に使ったね。
この機能、結構侮れなくて、 Industrial Foregoing MODなど、 エネルギーや液体を使用するのに、自身には搬送手段を持たないMODが結構ある。 そういうときにThermalがあると便利。
Cellというエネルギーと液体を貯める機能もある↓。
これも各施設間のバッファとして機能するので便利。
逆に、欠点としては アイテム搬送ができない 。 開発者いわく、「アイテム搬送手段は開発中。」とのこと。これは奮闘に期待💪 それまでは Simple Storage Network とか、インゲームマニュアルにある XNet などの別MODを使おう。
3. 持てるアイテムを増やせる
Satchelというリュックサックのようなアイテムがある。
これは内部に9スタック分のインベントリを持つので、その分、持てるアイテム数が増える。
また、自動でSatchelにしまうモード( v
で切り替え)もあるので、使用感もまずまず。
Filterを使うと中に入るアイテムを制限できるって説明欄には書いてあるんだけど、 これのやり方が分からん…。 これができれば、鉱石用のSatchel、種用のSatchelとかに分けれて便利なんだけどな。
4. 採掘と伐採が一気にできる
採掘用にはFluxboreというドリルのようなアイテムが、 伐採用にはFluxsawというチェーンソーみたいなアイテムがある。
こいつらはTinker’s Workbenchというアイテムを使って、 採掘 or 伐採 範囲を拡大することができる↓。
より厳密には、Thermalの機械やアイテムにはAugmentationというアイテムをつけることで、 様々な強化ができる。これもそのうちの一つ。 範囲を強化するにはRadial EnhancementというAugmentationを追加すれば良い。 1枚につき採掘範囲が中心から+1ブロック広がる。 Fluxboreのスロットは4つあるので、全部で9x9(半径+4ブロック)の範囲を採掘できるようになる。
採掘範囲は任意に切替可能。
デフォルトだと v
で切り替えれる。
1x1、3x3、5x5、7x7、9x9の順で切り替わる。
砂の大量確保するときなど便利なことこのうえない。
Fluxsawのほうは単純に木の一括破壊MODの代わりに使える。 9x9にしておけば、大抵の木はてっぺんまで伐採できるので。 また、繋がってなくても伐採するので、 3マスあけて植えるような植林場だと、 3本一気に伐採できたりする。 ただ、巨木は無理かな。そこは一括破壊のほうが便利。
採掘範囲が増えると消費エネルギーも増えるので注意。 満充電したFlux Capacitorを持ち歩くべし。
5. 鉱石が増やせる
工業MODと言えば、鉱石の大量消費。 となると、鉱石を増やしたくなるのが人の情ってもんです。
ThermalにはPulverizerという何でもかんでも砕ける機械がある。
これでRaw Ironなどを砕くと、Iron Dustが確定で1つ、 確率でもう一つもらえる。 Iron Dustは精錬するとIron Ingotになるので、確率次第で2倍にできるというわけ。
まぁ、他の工業MOD(特に5倍にできるMekanism)に比べると些細な増加量だけど、 これだけでも嬉しいって人はいるはず。
もう一つ重要な機能は、装備なんかを砕いても鉱石が入手できる。 「間違ってダイアモンドのヘルメットを10個も作っちゃった…」ってときにも、 3x10=30個は手元に戻ってくるのが嬉しい。
Flintを使うと確率を増やせる。 Flintの使い道が死んでるクラフターは多いんじゃなかろうか。 使い道が増えるのは嬉しい。
6. 重要アイテムの別レシピが増える
いわゆる救済用レシピを増やしてくれる。 特におすすめは、ゾンビ肉4つをRedstone Furnaceで精錬するとLeatherになるレシピ。
工業やってるクラフターって牧畜は後回しになりがちだと思ってる(偏見)。 で、いざエンチャントするときにLeatherがなくて「本棚ァーーー😭」ってなってること多い。多くない❓ そんなときにThermalが入ってるとゾンビ肉から生成できるので便利。
他には、糸を生成する農作物が増えたり、 Glowstone Dustを生成するキノコが増えたりする。
7. 水を簡単に生成できる
みんな大好きAqueous Accumulator。 このブロックはエネルギー不要で水を生成し続ける。
水を要求する工業MODってマジで多い。必須じゃなかろうか。 そんな中で、置いとくだけで水を汲み続けてくれるこのブロックは本当に便利。
まぁ、さすがにチートじゃないかと思うときもあるので、使用は各人の判断に任せる。 資源インフレMODであるMekanismですら水を汲むのはエネルギーがいる。
ただ、どんなに大規模エネルギー生産施設とかを作ろうと、 ちょっと施設から離れると途端にエネルギー搬送がめんどくなる問題がある。 そういうときにはこういうブロックに頼っても良いのではないだろうか。
8. アイテムや液体破棄が簡単にできる
Nullifierというデバイス(エネルギー不要)がある。 これを使うと簡単にアイテムや液体破棄ができる。
例えばCreateで水抜きする場合、Hose Pulleyで汲んだ水の処理が非常にめんどくさい。 そこでNullifierを使うと、こんな感じで簡単に水の破棄ができる↓。
Nullifierは外部から搬送された アイテム or 液体 は即座に破棄してくれる。 (一応、内部にインベントリを持っていて、それを使うと手動でも破棄できる。)
あとがき
以上、Thermal Seriesの遊び方の紹介…というか便利ポイントの紹介でした。 このMOD、ぶっ壊れ性能のものが少なくて(水生成くらい)、欲しい機能が過不足なく揃ってる感じ。
工業MOD勢は、使ってるMODのどこかにフィットする機能が必ずあるはず。 組み合わせるのが楽しいと思う。
工業MODに興味がない人でも、救済レシピなんかで恩恵を受けれるし、 農業要素も増えたりして楽しい(農業要素はこの記事で紹介してないけどw)。