フィギュア写真のRAW現像のやり方

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RAW現像中のLightroomの画面

この記事はHexo時代の記事です。 現在のブログとは見た目や機能が異なる可能性があります。

フィギュア写真のRAW現像の自分流のやり方を書こう〜の会。

RAW現像後
RAW現像前

題材はPhatのレムちゃんで。レビュー記事は↓。

前提として、RAW現像ソフトはLightroom(Classicじゃないほう)ね。 大したことしてないので、Luminarでもメーカー純正のソフトでも好きにして〜。

1. オリジナル

まずはオリジナルがこれ。 フィギュア写真のRAW現像のやり方 1

2. 色調整

一番最初にやるのは色調整( ノイズ軽減 は脳死で入れるだけなので割愛)。 色温度色かぶり補正 を調整する。 このとき、 彩度 をてきとーに強めにしておくと調整しやすい。 フィギュア写真のRAW現像のやり方 2

色温度 はカメラや環境、好みによるので、一概にどうしろとは言えない。 「色味が一番バラけたな〜」ってところに合わせる。 青すぎると顔色が悪く見える ので注意。

色かぶり補正 も同様。 自分が使ってるOM-D E-M5 Mark IIくんは緑に寄りがちなので、 「緑っぽさが抜けたな〜」ってところまで紫に寄せる。 緑がちょっとでも残ってると不気味に見える ので注意( 後述 )。 特に、こっちは慣れてないと気づかないので、まずは紫に振ってみるのがおすすめ。

もっと感覚的に言うなら「肌が健康的でエロい😍」ってなればOK❗

調整が済んだら強すぎる 彩度 を調整する。 自然な彩度 はガンガン上げてOK。不自然になりづらいので。 逆に 彩度 は上げすぎ注意。Lightroom的には +20 程度までじゃないかなあ。 フィギュア写真のRAW現像のやり方 3

3. 露光調整

露光量 は「ちょっと肌が明るすぎるかな❓」ってなるギリギリ手前まで上げる。 フィギュア写真のRAW現像のやり方 4

注目するのは顔。 斜めライティングしてれば鼻筋に影ができるはず。 明るくしすぎるとこれが消えちゃうので注意。

とはいえ、多少の明るさはこの後の ハイライト調整 でも調整できる。 一回で決めようと思わず、常に再調整すると良い。

あと、画面右上のヒストグラムも見ておくと良い。 ときどき、明らかに暗いのに適正露出だと勘違いするときがある。 撮影時は部屋が薄暗いので、そのままPCでRAW現像したりすると間違いやすい。 ヒストグラムで上から1/4の領域に山がないときは暗いことが多い。

4. ハイライト調整

これもポイントは 露光調整 と一緒。 「明るすぎたな」って部分を抑え込む。 これも鼻筋が分かりやすいかなあ。 フィギュア写真のRAW現像のやり方 5

他のパターンだと、逆光が強すぎる場合も ハイライト で調整できることが多い。

ただ、下げすぎると照らされてる部分のキラめきがなくなっちゃう。難しい。

5. シャドウとか黒レベルとか

てきとーにいじる。 フィギュア写真のRAW現像のやり方 6

基本的に、シャドウは上げて、ハイライトは下げることが多い。 黒潰れしたところを持ち上げて、白飛びしたところを抑える。

この写真は例外で、シャドウはむしろ下げてる。 帽子の下側もそれなりに照らせてるので、持ち上げは不要と判断したため。

十分照らせていれば、あとは下げたほうがコントラストが高くなって写真がしまる。 同じ理屈で黒レベルも下げてる。

なお、背景部分は盛大に黒つぶれしてるけど、ボケてるのでOK。 「何か写ってるな」ってのが分かれば良い。 っていうか、これを救おうとするとコントラストが低くなりすぎるので諦めた方が良い。

6. 周辺減光量とかその他エフェクト

最後に 周辺光量補正 とかのエフェクトをいじる。 raw-processing-7

周辺光量補正 は基本的には下げる。ビネット効果ってやつね。 周辺光量が落ちないのが良いレンズってもんだが...レンズ屋さんの努力を踏みにじるのは気持ちE↑↑↑

当然だけど 周辺光量補正 を下げると全体は暗くなる。 もう一度 露光量 を調整しても良い。

テクスチャ とか 明瞭度 は気分でいじる。 特に逆光で撮ってるときとか、下げるとフワッとした印象になる。

かすみの除去 は写真全体が白っぽくなったときに使う。 逆光が強すぎて被写体に光が被ったときとか、 反射するガラス越しにフィギュアを撮ったときとかに使える。

7. 完成

完成❗ フィギュア写真のRAW現像のやり方 完成

アスペクト比が4:3から16:9になったのは記録ミス...勘弁して〜。 普段は16:9で編集してる。 このあたりの理由はまた別途記事を書くか。

ここまで書いておいてあれだけど、完成写真はなんか暗い気がする...。 こんなふうに後から見返すと「あれ❓」ってことが頻発するのがRAW現像...精進が足らぬ。

緑色は不気味に見えるよ

っていう話、これ実はソースがある。 昔、3DCGにハマってたときに買った本「 ハンディ版[digital]LIGHTING & RENDERING 」に↓のような記述があったりする。

緑の色合いが、空間をより荒涼に見せたり、より不自然に見せたり、 病気を暗示したり、冷たく非人格的に見せたりする時もあります。

で、本の中には緑色の病室のCGが例として載っていて、確かに不気味に見えるわけだ。 (スプラッタ映画のSAWも病室は緑色だったなぁ...。)

この習性がフィギュア写真にそのまま当てはまるかは謎。 少なくとも自分は、緑っぽいフィギュア写真は不気味に見える。 なので、色かぶり補正 で過剰なまでに紫に寄せる傾向があるのだ(あと単純に肌がエロくなる)。

Lightroomはいいぞおじさん「Lightroomはいいぞ」

RAW現像で使ってる Lightroom はサブスクリプションで月々1000円なり。

1[TB]のクラウドがついてきて、スマホアプリもある。 Lightroomに取り込みさえすれば、後はスマホでもいじれるのが快適。 先にまとめて現像しておいて、出先からtwitterへ写真を上げたりできる。

ちなみに、クラウドが20[GB]になる代わりに、 PhotoshopやLightroom Classicが使えるプランもある。 写真に何かを描き加えたりする人はこっちのほうが良いかもね。

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